2009年08月24日

[コンセプト]業務マニュアルとシステム

考えていた事を整理していたら、ずいぶん長い間更新が滞ってしまいました。すいません。

さて前回の続きですが、業務における「プログラム」とは何であるかと言えば、業務マニュアルが思いつきますが、これが妥当か考えてみます。

まず、プログラムは良く調査して該当箇所を変更することにより、システムの動作を変更することができますが、同じ事がマニュアルに対して行えるかと言えば疑問があります。

その理由は、マニュアルを変更しても、それだけでは誰も確認してくれないからです。
すくなくとも説明会も開かずに、運用ルールを変えられる会社はほとんどないでしょう。
マニュアルは参考にする程度のもので、組織はそれに基づいて動いているわけではないということです。

次にプログラムには、システムの全ての動作が記述されていますが、マニュアルはどうでしょうか。
例えば部門の社員を全員入れ替えて、マニュアルだけみせたとき、たとえ時間がかかろうとも前と同じように業務を遂行できるかということです。
これも常識的に考えて不可能でしょう。
現場には、マニュアルに書かれていない暗黙の運用ルールが必ず存在するものです。
なぜそうなってしまうのかと言えば、現場主導で業務を見直しているからです。
もちろん、そうした活動自体は良い事なのですが、その結果効率化が阻害されることがあるということです。

経営者の方々はこうした問題を普段から肌で感じているからこそ、運用ルールを抜本的に変える場合にシステム化の検討をされているのではないでしょうか。
つまり、システム化されれば、新しいルールを意識せざるを得ませんし、システムの指示に従うことでバラツキなく業務を遂行させることができるからです。
しかし、システム化は初期コストがかかるだけでなく、それを変更する場合にもコストが発生します。
これはマニュアルにはない欠点です。

マニュアルは柔軟であるが厳密性に欠け、システムは厳密ではあるが柔軟性に欠けると言うことになります。
ならば、システムの中にマニュアルの柔軟性を取り込めば良いのではないかと言うのがZiraffeのコンセプトです。

次回以降、もう少し具体的な形で検討をしたいと思います。
posted by Senoh at 03:26| Comment(0) | TrackBack(0) | コンセプト